梅雨が明けた途端、あっという間に暑くなりました。
今年の夏は本当に暑いですね。先日は熊谷で41度を記録したとか。
昔の話を持ち出すのは野暮ですが、
以前は35度になろうものなら異常気象と騒いでいたのに、
いつの間にか35度ではニュースになるほどではなくなりました。
とはいえ暑さに慣れるはずはありません。
暑いものは暑いですし、なにより夜まで気温が下がらないのには参ってしまいます。
あまり身体によろしくないとわかっていながら冷たい飲み物をガブガブ飲んでしまいます。
我慢して熱中症になるよりはいいだろう!と一人で言い訳をしながら…。
以前熱中症気味になって倒れてしまったことがあります。さっきまで元気だったのにいきなり体調が悪くなって倒れてしまうんだな、と驚いたものです。
日中は無理をせずに、なんとか天候と付き合っていかないといけないかもしれませんね。
さて、そんな暑い夏ではありますが、今年も3年ぶりに大地の芸術祭が開催されます。7月29日(日)から9月17日(月)まで。もうすぐです。
準備は着々と進んでいます。
事務所のすぐ目の前にある「いこて」にも看板がついていました。
この看板の右上に穴が開いているのが分かりますか?会期中はここにひも付きのスタンプがぶら下がります。
芸術祭の各作品の入場券代わりにもなるパスポートの、例えばこの写真だったら「309」の部分にスタンプを押していきます。
つまり、作品を見た数だけスタンプが増えていくわけです。
どれだけ見たか一目瞭然ですし、それにスタンプがどんどん増えていくのは単純に嬉しいですよね。
私は過去、最高で150強ほど押しましたが、今年は全349作品。なんと半分も見れていないのです。
どれだけ見るか?どこから行くか?そんなことを調べながら楽しむのもおもしろいかもしれません。
市街地ですと、やはりメイン会場はキナーレです。
今年のキナーレは「2018年の〈方丈記私記〉~建築家とアーティストによる四畳半の宇宙」と銘打ち、約30組の四畳半で出来た空間が並ぶのだそうです。
先日作業風景を見させていただく機会があったのですが、木造の部屋であったり、あるいは空間であったり、はたまた屋台であったりと本当に千差万別。
現場は最後の追い込みで慌しい様子でしたが、お祭りの準備といった感じでとってもわくわくしてしまいました。
もちろん現場で頑張っていらっしゃる方々はそんな場合ではないのでしょうが、みなさんが頑張ってくださったおかげで楽しめるイベントだと噛み締めながら回るのもまた一興かと思います。
とにかく沢山の数で、キナーレのこの作品群を見るだけでも一日楽しめるのではないでしょうか。
とはいえ、最初に書いたとおり、暑さは非常に厳しいです。
どうやって作品を見て回るかに加えて、どうやって休憩して水分を取るかも考慮しながら、マイペースに鑑賞したいなと思っています。
(柳)